それはズバリ!お客様です。
じゃがいもの好みに「しっとり」「ほっくり」「甘い」「でんぷん質が多い」「ジェラート感」「もっちり」等と味の好みがあるように・・・。
わかりやすく例えると、ラーメンにも味噌・塩・醤油・とんこつ・辛味噌etcと味の好みがあるように、牛肉にも味の差があります。
それは同じ交雑種(F1)のお肉でも、育ってきた環境や食事で大きく変わります。
最近では、肥育に特化した野菜や果物や薬草など、皆さん美味しい牛肉を育てるために、努力や研究を重ねて独自のブランド牛を丹念に愛情深く育てています。
十勝野心来牛は、そういった肥育に特化した食材を食べさせているわけではありません。
「牛が喜ぶ体に良い食事」に力を入れています。
主食の牧草類、肥育に重要な飼料、シンプルな食事を丁寧に悩んで研究して育てる事に専念しています。
シンプルで健康に育てる事を真面目に考えて、牛肉本来の素材の味わいを大切にする育て方を尊重しています。
塩コショウだけで美味しく食べられる、あっさりとした脂身と臭いの少ない赤身肉。
ただ肉の味が薄いというだけのお肉にならないよう、牛肉本来の風味を生かせるように。
現在牛肉の味に関する審査やランキングは、国や政府で評価をされているものではありません。
お客様ひとりひとりが審査員という訳です。