牛肉のパックに書いてある10桁の数字って何ですか?

スーパーで売られている牛肉のパック詰めのラベル等に「個体識別番号」として10桁の数字が書いてあるのをご存じでしょうか。

牛さんは、生まれたばかりの赤ちゃんの時に耳標という(人間で例えると数字入りのピアス)番号の入ったタグが耳に装着され、生涯同じ番号で過ごします。

この番号で知る事ができる情報は、その牛のプロフィール。

「生年月日」「性別」「母親の情報(母の個体識別番号も)」「種別」「生まれた場所」「と畜日」

そして生まれてからのお引っ越し情報です。

生まれてからず~っと同じ牧場で過ごす牛さんも多数ですが、生まれてから哺育専門の牧場で飼育されたり、市場で売買されたりもします。

この時に、いつ、どこの牧場へ、どんな経由で行ったのか「転出」「転入」で記録されます。

特に牛肉になるために生まれてきた牛さん達は、食の安全を守る意味でもとても重要になります。

また、産地偽装などもできないよう管理されています。

安全の対策に守られて、命の恵みをいただく事に感謝する、大切な番号が10桁の個体識別番号です。

※牛の個体識別番号は、スマートフォンからも簡単に検索できます。

「牛の個体識別情報検索サービス」 ←(スマートフォンから)

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2021年7月25日